冬晴の相模湾ライド
自由時間ができたので、北鎌倉を出発点として相模湾沿岸をライドしようと思い立った。
基本的なコースはガイドブック(Cycle Sports 2021年特別編集『東京発!サイクリング』)に掲載されていたもので、北鎌倉から鎌倉を経由して逗子まで降下し、相模湾沿いを稲村ケ崎を経由しつつ江の島に向かって走り、また鎌倉まで戻ってくるというコースである。ただ、距離を少し伸ばすために、江の島を訪れたあとは辻堂方面まで西に走ることにした。また、久しぶりに大仏を見たくなったので、高徳院にも少し寄ることにした。
実際に走ってみると、これまた絶妙なコース・セッティングだなあと思った。有名な鎌倉7切通の一つである亀ヶ谷坂はさすがに急こう配で手押しが必要だったが、それ以外はほぼ平坦のルートであった。このあたりは起伏が多いのに、それを絶妙に避けるように、なおかつ自転車が走りやすいようにコースがトレースされている。
実のところブレロは、相模湾に沿って伸びる県道134号は、走りにくいコースにちがいないと、長年思い込んでいた。何度か車で走ったことがあり、それがいかに狭い道であるかを知っていたからだ。しかし実際に走ってみると、想像していたほど走りにくい道ではなかった。確かに道は狭いが、そのぶん路肩が走りやすい(変に盛り上がったりしていることもなく、神経を使うような側溝の蓋もなかった)。車も休日は自家用車がほとんどで、抜かれるときに恐怖を覚えるようなダンプカーはほとんどいなかった。そのうえ道が混んでいるので、車のほうが概して自転車よりも遅い。おかげでわれわれ自転車族は、スイスイ脇を通り過ぎることができた。この優越感?はちょっとやみつきになりそうだ。
そして県道134号は何といっても景色がすばらしい。関東特有の澄み渡った冬空を映した海水の色と、太陽の光をキラキラと反射する波を一望できる。関東では、海沿いの道とはいっても、間に林や人家や堤防があったりして、実際には海が見えない道路が多い。東京のウォーターフロントを除けば、これほど海がきれいに見える県道はここくらいじゃないだろうか。
江の島の湘南港灯台付近でまったりしたあと、今回あえて付け足したルート(鵠沼海浜公園の中を通って辻堂海水浴場方面に向かうルート)を走る。しかし、はっきりいってここは、砂っぽい遊歩道以上の何物でもなかった。一応相模湾を見ながら走れる道ではあったが、砂を押しとどめるために設けられた低い茅?の塀ごしに見えるだけであった。正直、サイクリング向きのルートではなかったように思う。
再び県道134号に戻り鎌倉方面に向かう。稲村ケ崎付近で極楽寺方面に向かう細い道に入る。このあたりはブレロが好きな裏道感満載の道であった。途中、古いミシンが店内に陳列されているアンティークのお店(?)を見た。そのミシンのブランドは「Singer」であった。日本では以前から「シンガー・ミシン」として知られているが、ランドナーを愛するブレロはつい、「サンジェ」と読んでしまった…。このミシンはもちろん、ランドナーのサンジェとは何の関係もないと思う。アメリカ人が作った会社だし。
今回は初めての鎌倉―相模湾ライドということで、コースも様子見状態だった。いろいろルートも改変する必要があると思うので、コースは記録しないでおくとしよう。
途中、魅力的なカフェも数軒発見した。次回は辻堂まで走るようなことはせずに、距離は短くてもいいから、カフェでゆっくりすごす時間も設けようと思う。
↑今回のライドのショートムービー


