大平山・蔵の街栃木ライド
以前に一度ライドしたことがある栃木市に行こうと思い立った。
あのときは1時間強しかいられなかったが、もう少しゆっくりしてみようと思ったのだ。
栃木は「蔵」の街として知られているが、正直、観光資源としては近場でいっても埼玉の川越に及ばないだろう。
だがそれがいい。
観光地としてあまり本格化していないほうが、ブレロにとっては親しみがわくのである。
それに栃木は光の色、空気の色に独特な感じがあるような気がしてならない。アトランティック・カナダに通じるものがあるというか…。
といってもブレロはアトランティック・カナダに行ったことがないのだが笑。
吉村和敏さんの写真集『郷愁の光 カナダからの贈りもの』を個人的に所蔵していて、そこにはこう書かれていたのである。
「何度同じ場所を訪れても新鮮さが持続した理由はいくつもあるけれど、一つには『光』の美しさに心打たれたからだ。」
「カナダ特有の広大な空から地上にふり注ぐ光は、いつも違う表情をしていた。加えて、喜びや悲しみ、懐かしさや寂しさなど、まるで人のような感情さえもあるような気がした。僕はこの地で、そんな光たちを真剣に追いかけ、そしていっしょに戯れることが好きだった。」
もちろん、アトランティック・カナダほどピトレスクな景色ではないし、フォトジェニックな建物があるわけでもないのだが。しかし、「ただ見つめているだけで、ホッと心が和んでくるような、やさしさを秘めた風景」(同書)がこの街にはあるように思うのである。
とはいえ、ポタリングのために街の外の大平山にも足を伸ばした。低山ハイクの隠れ人気スポットである。山頂にある大平山神社はけっこう立派な神社である。今はまだ冬だが、桜の季節になれば遊覧道路には2キロにわたって花が咲くとか。
↑今回のライドのショートムービー


