炎天下の九十九里ライド
この8月にブレロ3号が生まれたので、なかなかライドに出かけられないが、今日は妻氏と、妻氏を助けに来てくれた妻氏の母からお許しをもらって、久しぶりにライドすることにした。
こう暑くなるとブレロはなぜか海を見たくなるので、今回の行先は千葉・九十九里にした。上総一ノ宮まで輪行し、九十九里浜に沿って北上し、作田川のところで折れて川沿いを進み、成東駅まで行くというコースである。
しかし実際に現地に行ってみると、コロナ禍のために海岸に出るゲートの多くが封鎖されており、走ることを予定していた九十九里CR(一般県道九十九里一宮大原自転車道線)には多くの区間でアクセスできなかった。また、ゲートが開いているところから同CRに出ても、ほとんど整備が行われていないようで、周りの道草が生い茂り、同CRを塞いでしまっている箇所もあった。
そんなわけであまり思い描いていたようなサイクリングにはならなかったが、一宮海水浴場や片貝海水浴場にはアクセスすることができ、雄大な夏の太平洋を満喫することができた。もっとも、風のせいで目に見えないくらい細かい砂粒が飛んできて、汗が浮いている手や顔に勝手に砂粒が貼りついてしまったのには閉口したが…
作田川の河口は片貝漁港になっている。平日のせいか、停泊している船はあれども人気(ひとけ)が全くない。強い夏の日差しが照りつける中、無人の船が何艘も波にゆれているのを貨物置場?の建物の陰からのんびり眺めていると、強い孤独感とともに、なぜか深い喜びの感情みたいなものがブレロを襲ってきた。ほとんど何も情報をもたずに外国の田舎町を歩いているような、あれに近い感覚である。
とくに皆の興味関心をひくような名勝地を頻繁に訪れるわけでもない、速さや距離に関する記録に挑戦するわけでもない「武論富敦旅」の中でブレロが求め続けてやまないのは、結局、こうした感情の起伏なのかもしれない。
片貝港から遡上した作田川の河岸道も、これぞ田舎の裏道といった最高の雰囲気を湛えていた。以前ライドした栗山川の河岸道も素晴らしかったし。九十九里の太平洋に注ぐ千葉の河川は、一級・二級を問わずどれも素晴らしいと思う(以下の写真は今のブレロの気分にあわせてモノクロにしてみた)。
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一宮海岸
五輪会場はもう少し南だが、ここにもサーファーがちらほら。
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一宮川そばの入り江
炎天下にもかかわらず釣り人も。壊れた木造の橋が放置されていた。
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海岸入口封鎖
コロナ対策で、こんなふうに封鎖されている場所が多かった。
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片貝港
小さな漁船が何艘も。
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成東駅
レンガ調のおしゃれな建物だった。駅の隣には貸自転車の建物も。
↑今回のライドのショートムービー




