水車からコスモスへ初秋の茨城ライド

妻氏から許可をもらって久しぶりに一人ライドの時間ができたので、峪田(がげだ)の水車と霞ヶ浦下高崎のコスモスを見に茨城を訪れた。スタートは岩間駅でゴールは高浜駅である。以前このあたりを走ったときは笠間駅を出発点にしたが、今回はコスモスロードを回り込む形で高浜駅に向かうので、もう少し霞ヶ浦に近いところを出発点とした。

 

10月10日だというのに日差しが刺すように暑い。湿度が低いのでかろうじて秋を感じるが、基本的には夏日である。このまま(二季化で)突然冬に切り替わるのだろうか…。紅葉の季節は短いかもしれないが、なんとかサイクリングする時間を設けたい。

 

峪田の水車を以前訪れたときは冬だったが、そのときにはなかった夏草がけっこう茂っていた。

 

この水車がある笠間市土師は、メダカや菖蒲、水草といった自然が残る場所として自治体がアピールしている場所のようだ。「ゆとり」と「くつろぎ」を合わせた「ゆとろぎの里」というコピーも作られている。この水車は「ゆとろぎの里」の中心的なスポットと位置付けられているようだが、あまり管理もされず、放置されているだけのような気がする。まあ、それが哀愁を呼ぶので、ブレロもまた訪れてみたくなったのだが。

 

近くの低山・愛宕山のふもとには風情ある裏道があって、今回もそこを走ったが、けっこう車とすれ違う。田舎ではやっぱり車がないと生活できないからなあ。

 

基本的に園部川に沿うように走って南下する。予め計画していた通りに、羽鳥付近にある古民家カフェ「ななかまど」に寄ってみた。到着したのは午後2時半ころだったが、ちょうどおかみさんが店を閉めようとして「Closed」の札を持って玄関の戸を開けたところだった。ブレロのために閉店を遅らせてくださったが、到着するのがもう少し遅れていたらアウトだっただろう。

 

こういう田園の真ん中にあるようなカフェは、基本的には不意にやってくるお客さんを迎え入れる業態をとらないようである。いただいた名刺には「要予約」と書かれていた。ブレロが訪れたときは、ほかに客はいなかったが、その代わりお昼の時間帯は、近隣から車でやってくるお客さんでいっぱいになるのだという。勉強になった。

 

おかみさんはこの店のために水戸から通っているのだという。きれいな標準語で話されていたのはそのせいか。ブレロはこのあたりに若干の土地勘があるが、一定の年齢以上の方はきつい茨城弁で話すことがあって、よく聞き取れなかったりする。またそれが面白かったりするのだが。

 

霞ヶ浦に出るとちょうどよい感じに日が傾いていた。コスモスは満開なのかそうでないのか判別しがたかったが、印象としては以前訪れたときよりもやや華やかでなくなったような…もしそうだとしたらこれも温暖化の影響だろうか。ただの記憶違いかもしれないが。

 

日没まで湖畔をいったりきたりし、その後に高浜駅へ向かった。山王川を渡ったところに霞ヶ浦サイクリングロード付近ではめったに見ないコンビニ(ファミリーマート)があるが、その真向かいに高砂屋という手作りの和菓子屋さんがある。おそらく多くのローディさんがここで補給をするに違いない。まだ店が開いていたので、どら焼きを2個買って店内で食べた。

 

高浜駅で6時8分発の常磐線の上りを待つ。以前もあったか記憶にないが、真っ暗な駅周辺の中、正面のラーメン屋さん「銚子屋」の照明が煌々と輝いていた。どら焼きを食べなかったら到底誘惑に勝てなかった…とは思わないが、なんだかとても美味しそうだった。このような閑散とした駅の前で商売になるのだから、たくさんのローディさんが利用していて実際に美味しいのかもしれない。

 

本ライドのルート記録